世界遺産 仁和寺での「THE LEGENDARY JAPAN」事業が観光庁の「観光再始動事業」に選出！

この度、観光庁が募集する「観光再始動事業」において、世界遺産 仁和寺を舞台として開催する「THE LEGENDARY JAPAN」が選出されました。 観光再始動事業とは、インバウンドの本格的な回復を図るため、これまでに一度も実施されたことがないものや新規性が高く特別なものを創出し、インバウンド誘客を目指すプロジェクトです。今回の募集では、1000件以上の応募から139件が選出される高倍率の中で、改めて「THE LEGENDARY JAPAN」事業の高い価値と今後への期待を評価いただける結果となりました。

■THE LEGENDARY JAPANとは
「THE LEGENDARY JAPAN」は、世界遺産や国宝に登録される高名な寺社仏閣で特別な文化体験をすると共に、日本屈指のトップシェフの料理を楽しむという、日本が誇る歴史と文化を体験する新たな観光コンテンツです。 歴史によって生み出され、過去から現在へと受け継がれてきた「世界遺産」。そして、世界中から高い評価を受ける「日本料理人」。日本の宝であるこの2つが融合することで、この場所でしか実現できない唯一無二の文化体験を提供するプロジェクトが「THE LEGENDARY JAPAN」です。

■2022年5月に初めて開催
「THE LEGENDARY JAPAN」は2022年5月に初めて開催されました。京都の世界遺産 仁和寺を貸し切り、日本屈指の予約困難店である「メゼババ」を作り上げた髙山大がシェフを務め、食材の生産者、酒や菓子の職人、雅楽や陶芸の担い手など、日本最高峰の「文化の担い手」が一堂に会しました。1席27.5万円の商品は即完売し、文化と食に対する感度が高い富裕層の参加者から最高の評価をいただき閉幕いたしました。また、本プロジェクトの映像制作は、国内外で数々の賞を受賞する林響太朗監督、クリエーティブ・ディレクター・コレクティブ（つづく）のメンバーである細川美和子氏と東畑幸多氏に手掛けていただきました。こうした数多くの業界のトッププレイヤーに参画いただいたことも話題を呼びました。

■2023年2月にインバウンド向け実証実験を実施
2023年に2月には、観光庁の「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」において、インバウンド向けに開催を目指すモニターツアーとして、「THE LEGENDARY JAPAN」の実証実験を行いました。世界遺産の「仁和寺」と京都の懐石料理の名店「祇園 にしかわ」に参画いただき、海外富裕層にチャネルを持つ有識者を招いて開催いたしました。仁和寺では、普段は体験することのできないプレミアムイベントを体験いただき、また、夜には、独立わずか一年でミシュラン二つ星を獲得した京懐石の精鋭、西川正芳シェフの本格懐石料理をご堪能。ご参加いただいた皆様より、十分な満足度と限定感や高付加価値性に対する高い評価をいただき、今回の実施に向けて期待が高まる開催となりました。

今回採択された観光再始動事業「THE LEGENDARY JAPAN」は、世界遺産 仁和寺において2023年中の開催を目指しております。 今後も日本が誇る有形・無形の至宝の共演を通じて、世界中の方々に日本の魅力を色鮮やかに発信しつづけていきます。これこそが、この「THE LEGENDARY JAPAN」プロジェクトの使命であると考え、日本の観光業の不撓不屈の精神を示す取り組みとなることを目指し、邁進して行きたいと思います。