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樹木葬の墓石(プレート)の人気のデザイン一覧!選び方や彫刻の流れについても解説します

近年、話題を集める樹木葬の人気の理由の1つは墓石のデザインにあります。

想いを言葉にしたり故人の名前を彫ったりと、心のこもったオリジナルの墓石が好評です。

しかしなかなか経験する機会がない墓石のデザイン選びに、悩まれる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、樹木葬の墓石のデザインを検討する方へ、人気のデザイン一覧とあわせ墓石の選び方のポイントや彫刻する流れ、最新の樹木葬の選び方を解説しています。

人気のデザイン一覧を参考に、大切な故人を表す墓石をデザインしていきましょう。

樹木葬の墓石(プレート)の人気の文字デザイン一覧

樹木葬の墓石に刻む文字やデザインは基本的には自由です。

近年注目を集める樹木葬の墓石には、どのような彫刻やスタイルが選ばれているのでしょうか。

この章では、樹木葬の墓石の人気のデザインを紹介します。

家名(〇〇家)

最も多くの方が選ばれるのが家名です。

家名がないと誰が眠るお墓かわからず、お墓参りの際も手をあわせづらくなってしまいます。

墓石は故人が眠る場所を示すものであるという考えから、樹木葬でも家名を彫刻する方が多いようです。

名前・戒名・命日

名前や戒名、命日もよく見られるデザインです。

昔ながらのお墓のように、眠っている故人がどのような方であるかがわかりやすいといえるでしょう。

しかし、樹木葬の墓石は彫刻できるスペースに限りがあるため、墓石の大きさによっては希望通りに彫刻ができないこともあります。

故人の人柄や故人への感謝を表す言葉

故人の人柄や、故人への感謝や想いを表す言葉も人気があるデザインです。

「絆」「和」など、故人の人柄を表すもの、「愛」「ありがとう」など感謝を表す言葉なども多く彫刻されています。

樹木葬の墓石(プレート)の人気の形状一覧

次に、墓石の形状をご紹介します。

代表的な3つの形状をみていきましょう。

墓標形

はじめに、墓標のかたちをした墓石です。

従来のお墓のように伝統的なかたちでありながら、高級感のあるデザインで近年注目を集めています。

樹木葬の墓石の多くは地面に寝かせるタイプですが、墓標形は墓石を立てて設置することから遠くからもよくわかり手もあわせやすいというメリットがあります。

四角形

樹木葬の墓石で最もポピュラーなかたちです。

四角形は文字や図柄などデザインのレイアウトを考えやすいこともあり、全国の樹木葬で多く普及しています。

丸形

丸型の墓石はやわらかく優しい印象を感じさせるかたちです。

しかしその形状から彫刻できる範囲が狭いため、デザインのレイアウトはやや難しいかもしれません。

これらを踏まえて墓石のかたちについて検討するとよいでしょう。

樹木葬の墓石(プレート)の人気の石材の種類一覧

石材の種類は100〜200種類にもおよぶといわれ、色、質ともに多くあります。

こちらでは、そのなかから人気の石材4種類を紹介します。

黒御影石

1つ目はシックで高級感のある雰囲気をもつ黒御影石です。

黒御影石はほかの石材より石質が硬く丈夫であることと、水を吸わない性質があるため、石材のなかでは最も劣化しづらいといわれています。

雨水にも影響を受けにくく、長きにわたり光沢と重厚さを感じられる黒御影石は人気の高い石材のひとつです。

白御影石

白御影石は美しい艶が特徴の石材です。

目合いが粗いものが多い白御影石は文字に色をつけない場合、文字が目立ちづらく見えにくくなることがあります。

暖色系の御影石

御影石には赤色やピンク色の暖色系のものもあります。

暖色系の御影石は暖かい雰囲気のプレートになり、明るく柔らかい印象が女性に人気です。

青御影石

青御影石は、黒御影石と白御影石の中間のような色合いです。

一般的な墓石の多くがこの青御影石から作られています。

迷ったときにおすすめしたい樹木葬の墓石(プレート)デザイン

樹木葬の墓石は自由にデザインできます。

そのため、どのようなデザインにするか迷う方も多いかもしれません。

本章では、迷った際におすすめしたい樹木葬の墓石デザインを2つ紹介します。

家族を表すデザイン

樹木葬を家族で利用するのであれば、家族で相談してデザインを決めていきましょう。

家族で利用する場合は、やはり家名を彫刻するのが一般的です。

家名に家族を象徴する言葉や、思い出のある言葉などを添えて彫刻するのもよいでしょう。

故人を表すデザイン

墓石には故人の名前を彫るとよいでしょう。

名前があることで故人が眠る場所がはっきりとわかり、お墓参りに来た方も手を合わせやすいといえます。

故人との思い出や、故人がどのような方であったかを表す言葉を考えて、彫刻するのがおすすめです。

樹木葬の墓石(プレート)デザインを決めるまでの流れ

樹木葬の墓石のデザインは、実際どのような流れで作られるのでしょうか。

樹木葬の検討から墓石の詳細決定まで、4つの流れを紹介します。

希望するエリアの樹木葬を調べる

はじめに、希望するエリア内の樹木葬を調べて情報を集めましょう。

街中にある樹木葬であっても、墓石を自由にデザインできることがあります。

情報収集はインターネット検索が便利です。

「希望するエリア名 樹木葬」と検索し、気になる樹木葬の資料請求をおこなうとよいでしょう。

樹木葬のある霊園・墓地を見学をする

気になる樹木葬があれば積極的に見学に出かけましょう。

樹木葬のある霊園の立地やアクセスをはじめ、設備、きれいさなど、資料からはわからないことも見学することで確認できます。

複数の場所を比較して、条件にあった樹木葬を見極めていきましょう。

希望のデザインを彫刻できるか確認する

見学の際に、希望のデザインを墓石に彫刻できるかを確認しましょう。

また、墓石の素材や形状について、どのような選択肢があるかも確認しておきたいポイントです。

石材や彫刻の見本などを見せてもらい、希望のデザインが叶うかどうか検討しましょう。

樹木葬の購入申し込みのあと、デザインの詳細を決定する

希望のデザインができる樹木葬が決まったら、購入申し込みをします。

申し込み後、デザインの詳細を寺院・霊園の担当者と相談して決めていきましょう。

紙面でレイアウトの原稿をもらい、気になる点があれば修正依頼をして、納得できるデザインを作っていきましょう。

樹木葬の墓石(プレート)デザインに関する注意点

樹木葬の墓石をデザインする際、どのようなことに注意したらよいのでしょうか。

デザインに着手する前に、以下の確認をおすすめします。

デザインの種類が多いと統一感がなくなる

デザインの種類が多いと、樹木葬全体に統一感がなくなってしまいます。

自由に墓石をデザインできる樹木葬ですが、デザインの種類が多すぎると統一感がなくなりよい見栄えにならないことがあります。

お墓には統一感がある方がよいという意見もあるため、見学の際は既にある墓石をよく確認し、全体的な雰囲気や見栄えに問題がないか確認しておくとよいでしょう。

統一感のためにデザインに制限があることがある

樹木葬の寺院・霊園によっては、統一感を大切にするためにデザインに制限を設けていることがあります。

墓石のかたちや石材も決まっている場合もあるため、事前に条件をしっかり確認しましょう。

デザインの自由度と統一感は両立が難しいため、どちらを選ぶか好みで決めていくとよいでしょう。

樹木葬に抵抗のある人もいる

墓石のデザイン決定の前に、樹木葬でよいのかを家族や親族に確認しましょう。
なかには新しいお墓のかたちである樹木葬そのものに、抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。
お墓は家族や親族の同意が非常に大切です。
樹木葬でよいか同意を得てから、申し込みをしてデザインを決めていきましょう。

墓石のデザインだけで樹木葬を選んでしまうと取り返しのつかない可能性がある

ここまで墓石のデザインについて説明してきましたが、墓石のデザインだけで樹木葬を選ばないようにしましょう。

樹木葬は遺骨の埋葬の仕方がさまざまなため、まず埋葬方法について確認することが重要です。

特に合祀型は、ほかの方々のお骨と一緒に埋葬されてお骨が混ざってしまうため、あとから取り出すことができないため抵抗がある方も多いでしょう。

個別安置での埋葬も個別安置期間が設けられているものはその期間が過ぎると、合祀になります。

また、個別安置期間が終わり、合祀になるとせっかくデザインを考えて彫刻した墓石も撤去されてしまいます。

墓石のデザインだけで樹木葬を選んでしまうと取り返しがつかない場合もあるため、まず条件面を慎重に検討し樹木葬を選ぶことが必要です。

次章では、樹木葬を選ぶうえで大切な要素を紹介します。

デザイン以外の樹木葬の選び方

デザイン以外でも、樹木葬の選び方で気をつけたいポイントがあります。

この章では、アクセスと個別安置期間について詳しく解説します。

アクセスのよい樹木葬

樹木葬はアクセスのよさも重要です。

アクセスが悪いとお墓参りに行きづらくなるため、多くの人がアクセスを重視して樹木葬を選んでいます。

長い目で見て、いずれアクセスが負担にならないかという視点でみるとよいでしょう。

見学に足を運んだ際は、交通アクセスについてもしっかりと見ておきましょう。

個別安置期間の長い樹木葬

樹木葬の埋葬方法で気づきにくいのが、個別安置期間です。

個別安置期間がある場合、期間が終わると合祀となり、墓石も取り外されてしまいます。

合祀は取り出したお骨をほかの方々と一緒に埋葬するため、抵抗がある方も少なくありません。

また、合祀後は遺骨を取り出すことが不可能なため、改葬なども一切できなくなります。

ほとんどの個別安置墓型樹木葬は、33年や50年で合祀となることが多いですが、永代にわたり合祀にならない樹木葬もあります。

自然のなかで眠ることできる樹木葬には惹かれるけれど、合祀には抵抗があるという方には、永代にわたって個別安置される樹木葬がおすすめです。

↓39万円からご利用できる全国の合祀されることのない樹木葬について知りたい方はこちらへ↓

まとめ

この記事では樹木葬の墓石とデザインの選び方を紹介しました。

たくさんのデザインをご覧いただきましたが、いかがだったでしょうか。

樹木葬は墓石のデザインだけで選ばず、埋葬方法に注意をして選んでいきましょう。

合祀になった場合、遺骨はほかの方のお骨と混ざって取り出せなくなると同時に墓石も撤去されてしまい、取り返しのつかないことになってしまうため注意が必要です。

全国永代供養墓・樹木葬グループでは、永代にわたり合祀されることのない宗派不問の樹木葬を全国に展開しています。

高級な黒御影石に家名や名前を彫刻でき、その仕上がりは多くの方々にご好評のお声をいただいてまいりました。

合祀されない樹木葬をお考えの方は、フリーダイヤルまたはお問合せフォーマットよりお問合せください。

無料で資料をお送りいたします。

この記事の監修者

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小原 崇裕

2002年に「NPO法人永代供養推進協会」を設立し代表理事に就任。まだ永代供養が知られていない20年以上前から日本の永代供養墓の普及・推進に努める。年間約1500件の無料仏事相談を受け、エンディングをめぐるお葬式やお墓などへのアドバイスと支援活動に従事。著書に『安心できる永代供養墓の選び方』。シニアライフマネジャー1級。