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永代供養とは?意味・仕組み・選び方をわかりやすく解説

タイトル_永代供養とは?一般墓との違いから種類や費用、選ぶポイントまでわかりやすく解説

少子化やライフスタイルの変化により、「お墓を継ぐ人がいない」「子どもに負担をかけたくない」と悩む人が増えています。
そうした背景から注目されているのが永代供養です。

ただし、永代供養は内容をよく理解せずに選ぶと、「思っていた供養と違った」「親族とトラブルになった」と後悔するケースもあります。


この記事では、永代供養の基本から種類・費用・注意点までを整理し、後悔しないための判断軸をわかりやすく解説します。記事では、永代供養とは何なのか、種類や費用、選ぶ際のポイントまでをわかりやすく解説します。

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永代供養とは?【結論から解説】

永代供養とはどんな意味?

永代供養とは、寺院や霊園が遺骨の管理・供養を長期間にわたり担ってくれる供養方法です。

 一般墓のように家族が代々お墓を継承する必要がなく、承継者がいない場合でも無縁墓になる心配が少ない点が特徴です。

一方で、「永代」という言葉から永遠に同じ形で供養されると誤解されがちですが、実際にはそうではありません。

まずは仕組みを正しく理解しましょう。い、子どもに金銭面やお参りの負担をかけたくないなどの理由で、永代供養を望む方が増えています。

永代供養の意味・仕組み

永代供養(えいたいくよう)とは、契約時に永代供養料を支払い、寺院や霊園に供養と管理を任せる契約形態を指します。

 一般的な流れは以下のとおりです。

・永代供養料を一括で支払う

・一定期間、個別または集合で遺骨を安置

・契約内容に応じて合祀される場合がある

・寺院・霊園が供養と管理を継続する

永代=永遠ではない点に注意

永代供養は「永遠」を保証する制度ではありません。

 多くの永代供養墓では、13回忌・33回忌などを区切りに合祀される仕組みが採用されています。

また、供養が続く前提は「寺院や霊園が存続している間」です。

運営主体の実績や継続性も、選ぶ際の重要な判断材料になります。

永代供養に関するよくある誤解

・ずっと個別のお墓として残ると思っていた

・どこでも同じ供養内容だと思っていた

・無縁にならないから何も考えなくてよいと思っていた

永代供養は内容の違いが非常に大きい供養方法です。

契約前の確認が欠かせません。

永代供養と一般墓の違い

次に永代供養と一般的なお墓である一般墓の違いを解説します。

管理・承継者の違い

一般墓は、家族が代々管理・承継することが前提です。

承継者がいなくなると、無縁墓になるリスクがあります。

永代供養は、承継者が不要で、管理や供養は寺院・霊園が行います。

費用・管理費の違い

一般墓では墓石代に加え、年間管理費が継続的に発生します。

 永代供養は、初期費用に管理費が含まれているケースが多く、将来の支出が見えやすい点が特徴です。

墓じまいとの関係

墓じまい後の供養先として、永代供養を選ぶ人も増えています。

「お墓を閉じたあと、遺骨をどうするか」という課題への現実的な解決策です。

永代供養墓の種類

永代供養墓の種類

永代供養墓には、次の6種類があります。

①合祀・合葬墓(石材型)
②集合墓(石材型)
③個別安置墓(石材型)
④樹木葬
⑤納骨堂
⑥永代供養付き一般墓(個人墓)

各永代供養墓の特徴を紹介します。

①合祀・合葬墓(石材型)

合祀・合葬墓(石材型)

合祀・合葬墓は、大型のモニュメントや像をかたどった、石材型の永代供養墓の一種です。モニュメントや像の下に設けられた共有スペースに、ほかの方の遺骨と一緒に埋葬します。

合祀・合葬墓はスペースが少なくてすむため、費用を抑えられることがメリットです。一方ほかの方の遺骨と一緒に埋葬されることや、お参りにきた際に手をあわせる場所がないことに抵抗がある方も少なくありません。合祀については慎重に検討するとよいでしょう。

②集合墓(石材型)

集合墓(石材型)

集合墓は、石材型の永代供養墓のなかに設けられた共有スペースに、骨壷のまま安置するタイプです。多くの骨壷を納めるスペースが必要になるため、モニュメントや像は合祀・合葬墓よりも比較的大きくなります。

骨壷のまま安置されるため遺骨が混ざることはないものの、ほかの方と共同スペースに埋葬されることや、手をあわせる場所が個別にないことに抵抗がある方は、やはり少なくありません。合祀・合葬墓と同様に、家族や親族とよく相談して検討しましょう。

③個別安置墓(石材型)

個別安置墓(石材型)

個別安置墓(石材型)は、マンションのように個室を設けた石材型の永代供養墓です。共有スペースに他人と一緒に埋葬される合祀・合葬墓や集合墓と違い、個人や家族で個別に眠ることができます。

屋外にあり、石でできている点や、完全個室に家族だけで眠れる点など、従来のお墓の特徴が保たれていることが、個別安置墓のメリットです。

個別安置が可能ですが、永代供養墓であるため年間管理費などの維持費がかからず、永代にわたってお寺や霊園に管理してもらえます。昔ながらの一般墓よりは大幅に費用が抑えられるものの、ほかの永代供養墓と比べると安くはありません。

④樹木葬

樹木葬

墓石の代わりに樹木を用いたり、埋葬場所が草花に囲まれていたりする永代供養墓です。昔ながらの石でできたお墓に対して緑に囲まれた明るい雰囲気があることから、近年注目を集めています。

樹木葬は、自然に包まれ、最後は土に還りたい方に選ばれることが多いようです。同じ樹木葬でも、お寺や墓地によって合祀・合葬、集合埋葬、個別埋葬と埋葬方法が異なるため、希望の埋葬方法とあわせて検討するとよいでしょう。

バナー_樹木葬「永遠なる緑」

⑤納骨堂

納骨堂

納骨堂は、専用のスペースに遺骨を納骨する屋内施設です。永代供養がついている施設も多く、ロッカー式や仏壇型、自動搬送式などさまざまな種類があります。

納骨堂は屋内にあるので、天候に左右されず冷暖房や照明、バリアフリー設計など設備が整っていることがメリットです。その一方、昔ながらのお墓の雰囲気と大きく変わるため、風情を感じられないと思う方もいるようです。また、屋内施設の運営は、屋外施設と比べて管理コストがかさむことから、永代供養であっても年間管理費がかかるところもあります。

⑥永代供養付き一般墓(個人墓)

永代供養付き一般墓(個人墓)

永代供養付き一般墓とは、墓石を建てる昔ながらのお墓に、永代供養がついているものです。大きな墓石を用い、形状は一般墓と変わらないため、費用相場は高額になる傾向があります。

なお個人墓であっても、永代供養だと13年、33年など一定期間を過ぎると合祀になります。合祀されるまでの期間は年間管理費がかかるところもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

永代供養にかかる費用

永代供養にかかる費用

永代供養にかかる費用(永代供養料)は、地域や寺院・霊園によって異なり、埋葬方法と永代供養墓の種類によって費用が決まるのが一般的です。

埋葬方法による費用の違い

埋葬方法による費用の違いは、以下のようになります。

埋葬方法_相場グラデーション

埋葬方法のうちもっとも費用を抑えられるのは、合祀・合葬です。骨壷から遺骨を出して共用スペースに埋葬するので、広い場所が必要ないためです。

集合安置だと骨壷分のスペースが必要になりますが、スペース自体は共用なので、個別安置よりも費用は安くなります。

個別安置は骨壷一つひとつに個室を用意するので、広いスペースを要します。そのためほかの埋葬方法と比較するともっとも費用は高くなるのが一般的です。

永代供養墓の種類別の費用相場

永代供養墓の種類別の費用相場は次のとおりです。

永代供養にかかるその他の費用

永代供養には、永代供養料のほか次のような費用がかかります。

納骨法要料:3~5万円程度

納骨法要料は、納骨の際、僧侶に読経してもらう際のお布施です。永代供養料とは別途の費用になるケースが多いため、事前に確認しておきましょう。

彫刻料:3~5万円程度

彫刻料は、墓誌や石碑などに家名や戒名、没年月日などを彫刻する際に必要となる費用です。業者に現地で彫刻をおこなってもらうか、石を持ち帰って彫刻するのかなどにより、費用が上下します。

永代供養の費用は、ほかにも納骨期間や埋葬人数などの影響も受けます。詳しくは「永代供養にかかる費用は?永代供養墓の種類別に費用の目安を紹介」をご覧ください。

↓永代供養の費用についてくわしく知りたい方はこちらへ↓

永代供養に追加費用はかからないのが一般的

永代供養料には、年間管理費が含まれているのが一般的であるため、基本的には追加で費用が発生することはありません。

ただし、個別に回忌法要などをおこなう場合は、次のような費用がかかります。

回忌法要などのお布施

一周忌や三回忌、七回忌などの回忌法要をおこなう際には、別途お布施をお渡しする必要があります。お布施の金額は、3~5万円が目安です。

会場使用料

納骨式の法要で斎場を利用するときには、会場使用料を追加で支払う必要があります。お寺で法要をおこなう場合も同様に、会場使用料が発生するのが一般的です。会場使用料の相場は、1回あたり5,000円程度です。

追加彫刻料

個別安置墓などに追加で納骨する際に俗名や戒名を彫刻するときには、追加彫刻料がかかります。費用については、1人につき3~5万円を見込んでおきましょう。

永代供養墓のメリット・デメリット

永代供養墓のメリット

この章では、永代供養のメリット・デメリットを解説します。

永代供養のメリット

霊園や寺院にお墓の管理と供養をすべて任せられる

永代供養墓は、寺院や霊園にお墓の供養や管理を任せられるのがメリットです。お墓があると、墓掃除に通ったりお花を供えたり、なにかと負担がかかります。遠くにあってなかなかお墓参りにいけないと、それだけで心理的負担を感じることもあるでしょう。永代供養墓だとお墓の管理はお寺や霊園がおこなうため、家族や親族の負担軽減につながります。

跡継ぎがいなくても大丈夫

近年少子化が進んでいることや、そのほかさまざまな理由から、お墓の継承が困難な場合も少なくありません。永代供養墓にすれば、寺院や霊園などに管理を任せられるため、跡継ぎがいなくても安心してお墓に入ることができます。

無縁仏・無縁墓になる心配がない

継承者がいなくなり、手入れされることなく放置されているお墓を「無縁墓」といいます。無縁墓となると、お墓は荒れ果て墓石が崩れる可能性があるため、やがて管理者に撤去されてしまいます。永代供養墓を契約すれば、寺院や霊園で永代にわたって供養がおこなわれるため、無縁墓になる心配がありません。

建墓費用がかからない(永代供養付き一般墓は除く)

墓石を自分で用意してお墓を建てるとなると、100~350万円ほどがかかるといわれています。永代供養にすれば、個人でお墓を建てる必要がないため費用を安く抑えることが可能です。

ただし、永代供養付き一般墓は、一般的なお墓を用意しなければならないため、墓石代などが必要です。そのためほかの永代供養墓よりも、料金は高額になります。

費用が一般墓と比べて安い

従来の一般墓の場合、墓地代と墓石代をあわせると、約200万円前後かかるといわれています。一方、永代供養墓の場合、種類はさまざまであるものの、おおよそ5~150万円ほどと、一般墓と比べて安くなる傾向があります。

年間管理費など維持費がかからない

永代供養では、契約時に永代供養料を一括で納めれば、基本的に追加の費用は発生しないこともメリットです。ただし、お寺や霊園によっては、年間管理費や維持費がかかる場合や逝去したあとに納骨料や彫刻料が発生するケースもあるため、契約前に必ず確認しておきましょう。

墓じまい後のお墓として使えて安心

お墓を撤去して更地に戻し、永代使用権(墓地を使う権利)を寺院に返還することを「墓じまい」といいます。近年、少子高齢化や親子の別居率上昇によってお墓の継承が困難になり、墓じまいを検討する方が増えています。墓じまいしたあとのお骨の引っ越し先として永代供養墓を選ぶと、継承者がいなくなっても安心です。

永代供養のデメリット

永代供養のデメリット

永代供養には、次のようなデメリットもあります。

合祀・合葬したら遺骨を取り出すことができない

遺骨を合祀・合葬した場合、遺骨はほかの方の遺骨と一緒に混ざってしまいます。そのためあとで「やはり個別にお墓を建ててあげたい」と思っても、特定の遺骨を個別に取り出すことはできません。

永代供養墓には合祀・合葬されない個別安置のタイプもあるので、後悔することがないように、埋葬方法については事前によく考えておきましょう。

家族や親族との話し合いが必要

ご家族や親族のなかには、一般墓を継承して守り続けることが当然と考えている方もいるでしょう。永代供養に反対する意見を無視して強行すると、後々トラブルになる恐れもあります。

永代供養を検討しているのであれば、家族や親族としっかり話し合い、理解を得ておくことが必要です。

納骨できる人数に上限がある

個別安置するタイプの永代供養墓では複数人納骨できますが、スペースが限られているため、納骨できる人数の上限が決まっているのが一般的です。

上限を超えてしまった場合には、新たに永代供養墓を契約したり、粉骨して小さな骨壷に納めたりするなど、お寺や霊園によって対応は異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

永代供養はどんな人に向いている?

永代供養が向いているのはどんな人?

一般墓ではなく永代供養墓が向いているのは、どのような方なのでしょうか?

お墓の跡継ぎがいない人

永代供養墓は、核家族化や少子高齢化など社会環境の変化により、お墓の跡継ぎがいなくて困っている方に向いています。永代供養墓であれば、お寺や霊園にお墓の管理・維持をおこなってもらえるので、おひとり様終活をされている方も安心です。

墓じまいをしたい人

お墓の管理に悩み、墓じまいを検討している方にも永代供養墓はおすすめです。墓じまいをして遺骨を取り出したあとは、別の方法で供養、新しい納骨先に納めなければなりません。永代供養墓であれば、お墓の管理はお寺や霊園に任せられるので安心です。

↓墓じまいついてくわしく知りたい方はこちらへ↓

夫婦墓を建てたい人

永代供養墓は、先祖代々のお墓には入らず夫婦だけでお墓に入りたいと考える方にも選ばれています。夫婦は仲が良くても、嫁姑問題などがあり親族と同じお墓に入りたくないと望む方は少なくありません。また永代供養墓の場合、おひとり様が友人と一緒に入ることも可能です。

子どもや孫の世代に負担をかけたくない人

永代供養墓は、自分の子どもにお墓の負担をかけたくないという理由で選ぶ方が多いことも特徴です。お墓の維持や管理には、労力も費用もかかります。その点永代供養墓は、お寺や霊園にお墓の維持・管理を任せられるので、あとの世代に負担をかけたくない方にとっては最適な選択肢となるでしょう。

お墓の費用を抑えたい人

費用を抑えて自分が入るお墓を用意しておきたい方が、永代供養墓を選ぶことも増えています。100~350万円かかるといわれている一般墓に対して、永代供養墓の費用相場は5~150万円と安価です。種類にもよりますが、永代供養墓では墓石を建てる必要がないため、昔ながらの一般墓より大幅に費用を抑えられるのです。

宗教に自由でいたい人

お寺にある場合でも、永代供養墓は宗旨宗派を不問としているところがほとんどです。そのため菩提寺がなく入るべきお墓がない方や無宗教の方、違う宗派だけれども立地を優先したい方などにも向いています。

永代供養でよくある「宗派がらみの不安」


永代供養を検討する際、特に多いのが「宗派」に関する不安です。
自分自身は気にしていなくても、親族や先祖との関係性を考えると不安になるというケースも少なくありません。
ここでは、よくある疑問を一つずつ整理します。

宗派が違っても問題ないか

結論から言うと、多くの永代供養墓は宗派不問です。
特に公営霊園や民営霊園が運営する永代供養墓では、仏教宗派だけでなく、無宗教の方でも受け入れているケースが一般的です。

一方で、寺院が運営する永代供養墓(寺院型)の場合は、以下のような違いがあるため注意しましょう。

・宗派を限定している場合
・他宗派でも受け入れているが、供養はその寺院の宗派で行われる場合

「宗派不問」と書かれていても、供養の形式は特定宗派に基づくことが多いため、
「宗派が違っても受け入れてもらえるか」と
「どの宗派の作法で供養されるか」は分けて考える必要があります。

読経・法要はどうなるか

永代供養では、合同法要(合同供養)が行われるのが一般的です。
これは、同じ永代供養墓に納骨されている方々をまとめて供養する形式で、以下のような特徴があります。

・年に1回〜数回、定期的に行われる
・寺院の永代供養墓の場合、その寺院の宗派の読経で執り行われる
・個別に案内が届かないケースもある

一方で、霊園や寺院によっては、

・納骨時の個別法要
・回忌法要を別途依頼できる

といった個別対応が可能な場合もあります。

「法要をどこまで個別に行いたいか」によって、
選ぶべき永代供養墓のタイプは変わってきます。

宗派にこだわりがある場合の考え方

もし、

・特定の宗派での供養を重視したい
・先祖代々の宗派を変えたくない

という考えがある場合は、寺院が運営している永代供養を選ぶと安心です。

寺院が運営する永代供養の特徴は以下のとおりです。

・宗派が明確で、供養内容が分かりやすい
・僧侶との相談がしやすい
・回忌法要などの個別対応を依頼しやすい

一方で、宗派へのこだわりが強くない場合や、
「管理や手続きをシンプルにしたい」という人には、宗派不問の永代供養が向いています。
「どの宗派の作法で、どのように供養されるかを自分が納得できるか」という視点が重要です。


永代供養は、正しく理解して選べば非常に合理的な供養方法です。
しかし実際には、「契約前の確認不足」や「認識のズレ」によって後悔してしまう人も少なくありません。
ここでは、特に多い3つの後悔ポイントを、なぜ起きるのか/どう防げるのかという視点で整理します。

合祀タイミングの確認不足

永代供養で最も多い後悔が、合祀のタイミングに関する認識のズレです。
「個別のお墓だと思って契約したのに、一定期間後に合祀されてしまった」
「ずっと個別で供養されると思っていたら、13回忌で合祀された」
このような声は少なくありません。

多くの永代供養墓では、

・一定期間は個別安置
・期間終了後に合祀

という仕組みが採用されています。
問題は、「合祀されること」自体ではなく、そのタイミングや条件を十分に理解しないまま契約してしまうことです。

【後悔を防ぐポイント】

・何回忌・何年後に合祀されるのか
・合祀前後で供養内容はどう変わるのか
・合祀せずに延長できる選択肢はあるか

これらを事前に確認しておくことで、後悔のリスクは大きく下がります。

供養内容の誤解

次に多いのが、供養内容に対する誤解です。

永代供養と聞くと、

・定期的に個別で読経してもらえる
・毎年法要の案内が届く

といったイメージを持つ人もいますが、実際には、合同法要が中心となるケースが一般的です。

また、

・年に何回読経が行われるのか
・納骨時の法要は含まれているのか
・回忌法要は別途依頼が必要か

といった点は、寺院や霊園ごとに大きく異なります。

【後悔を防ぐポイント】

・定期法要の頻度(年1回/春秋のみなど)
・個別法要が可能か、その場合の費用
・納骨時・回忌法要が契約に含まれているか

「供養してもらえる」という言葉だけで判断せず、具体的な内容を確認することが重要です。

親族との合意不足

永代供養の後悔で意外に多いのが、親族との認識のズレによるトラブルです。

・本人は納得していたが、親族が反対した
・事後報告になり、感情的な対立が生まれた
・「先祖代々のお墓をどうするのか」と責められた

こうしたトラブルは、供養の内容そのものよりも、話し合いの不足が原因で起こることがほとんどです。

特に、

・合祀されること
・個別のお墓が残らないこと
・宗派や供養方法が変わること

は、価値観の違いが表面化しやすいポイントです。

【後悔を防ぐポイント】

・契約前に家族・親族へ説明する
・なぜ永代供養を選ぶのか理由を共有する
・不安点があれば一緒に見学・相談する

「事後承諾」ではなく、事前共有を意識することで、後悔やトラブルを防ぎやすくなります。

永代供養の後悔は、
選択そのものが間違っているのではなく、判断材料が足りなかったことから生まれます。

・合祀のタイミング
・供養内容の具体像
・親族との合意形成

この3点を事前に整理しておくことで、永代供養は「後悔の少ない選択」になります。

永代供養墓を選ぶ際のチェックポイント

永代供養墓を選ぶ際のチェックポイント

永代供養墓を選ぶときのチェックポイントを紹介します。

宗旨宗派の制限の有無

基本的に永代供養は、宗旨・宗派を問わず契約が可能な場合がほとんどです。しかし、お寺によっては、以下のような条件をつける場合もあるので、念のため確認しておきましょう。

・宗派は問わないが仏教のみ
・お寺の宗派に帰依が必要
・お寺の檀家になることが条件

宗派を変える場合、家族との相談も必要となります。あとになって無用なトラブルを招かないよう、事前にお寺側に宗旨・宗派の制限を確認しておくことをおすすめします。

永代供養墓の種類と納骨方法

永代供養墓には石材型や樹木型、納骨堂型など種類があり、またそれぞれに合祀・合葬、集団安置、個別安置などの埋葬方法があります。

骨壷のまま安置する場合にも、一定期間だけ安置しそれ以降は合祀する、永代にわたって安置するなどさまざまです。

「個別安置型の永代供養墓がよい」「樹木葬にしたいが合祀はされたくない」など、希望する組み合わせがあるかどうかよく調べておきましょう。

契約一式にかかる費用と内訳

永代供養を契約をするときには、「永代供養料」「納骨法要料」「彫刻料」といった費用が初期費用としてかかります。はじめにこれらの費用を支払ったあとは、追加料金がかかることは基本的にありません。

しかし、霊園によってはほかにも費用がかかる場合があるので、永代供養墓を契約する前に費用の内訳を確認しておきましょう。

年間管理費・維持費の有無

永代供養墓の年間管理費や維持費は、契約時に支払う永代供養料に含まれているのが一般的です。しかし、別に費用がかかるお寺や霊園もあるため、事前に確認しておくと安心です。

納骨可能な人数(骨壷や骨袋を入れられる数)

永代供養では納骨可能な人数が決められているのが一般的で、墓地や霊園によってその人数は異なります。また、人数制限のないタイプもありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

お墓の使用年数(骨壷安置年数)

個別安置墓や集合安置墓、納骨堂などの場合、個別安置期間は13回忌、33回忌までなどと定められており、そのあとは合祀されるお寺や霊園が多いです。

しかし、なかには5~10年のように短い期間だけ契約できたり、33回忌を過ぎても永代にわたって個別安置が可能なお寺や霊園もあります。希望する場合は対応してくれるところを探しましょう。

お寺や霊園へのアクセス

お寺や霊園へのアクセスのしやすさも重要です。実際にお寺や霊園を訪れてみると、アクセスのしやすさはもちろん、お墓の雰囲気や住職の人柄なども確認できます。

生前のお申し込みの可否

近年、遺族の心労や金銭面の負担を減らすことを目的に、生きている間に永代供養を購入予約する「生前墓」が注目を集めています。

永代供養墓の生前購入は、自分が眠る場所を自分で選べることがメリットです。希望のお寺や霊園が、生前の申し込みに対応しているか調べてみるとよいでしょう。

なお永代供養墓は早めに購入しても、年間管理費はかからないため、金銭的負担になることは、基本的にはありません。

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永代供養でよくある質問

永代供養でよくある質問

最後に、永代供養についてよくある質問とその回答を紹介します。

永代供養をすると永遠に供養してもらえるのですか?

お寺が存続する限り、半永久的に管理・供養してもらえます。永代供養をおこなう多くのお寺や霊園では、個別安置であっても個別安置期間は33回忌までとし、そのあとはお骨を取り出して、合祀・合葬するのが一般的です。お寺や霊園によって異なるため、契約前に確認しましょう。

なお全国永代供養墓・樹木葬グループの個別安置墓と樹木葬では、個別安置期間を設けておらず、お寺や霊園が続く限り個別に埋葬することが可能です。合祀・合葬されることのない永代供養をご希望の場合は、お問い合わせください。

異なる宗派や無宗教でも永代供養してもらえますか?

永代供養は、宗派が違っても無宗教でも利用できるのが一般的です。ただし供養の儀式は、永代供養するお寺の宗派の方法にのっとりおこなわれるため、選ぶことはできません。

檀家になる必要はありますか?

永代供養では、お寺にお墓を建てる場合でも、檀家になる必要は基本的にはありません。ただしお寺によるため、確認するのが無難です。

戒名は必要ですか?

永代供養では、戒名・法名などがなくても納骨できるお墓がほとんどです。しかし、お寺によっては必要となる可能性もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

納骨をおこなうタイミングはいつですか?

永代供養で納骨をおこなうタイミングに決まりはありませんが、四十九日や百箇日、一周忌など、親族が集まり法要とあわせて納骨する方が多いようです。納骨する日が決まったら、お寺や霊園にお伝えしておきましょう。

墓じまいをして永代供養をお願いすることはできますか?

お墓を継ぐ方がいないなどの理由で、 墓じまいをして永代供養墓に改葬することは可能です。ただし、永代供養の初期費用に加え、墓じまいの費用が別途必要になります。 墓じまいの費用の目安は、墓地面積2㎡程度で20~30万円ほどです。

↓墓じまいについてくわしくはこちらの記事をご覧ください↓

生前に永代供養の契約はできますか?

多くのお寺や霊園では、永代供養の生前契約を受け付けています。生前墓は「寿陵」とも呼ばれ、縁起がいいとされており、最近は約6割の方が生前契約しているほどです。

生前契約は、亡くなった家族に負担がかからないことや、自分が希望するお寺や霊園、お墓を選べることもメリットです。

永代供養の費用はどうやって支払いますか?

永代供養の費用は、現金払い、銀行振込など寺院によってさまざまです。基本的には契約時に一括での支払いとなるため、申込時に確認するとよいでしょう。

永代供養の費用について詳しくは、「永代供養にかかる費用は?永代供養墓の種類別に費用の目安を紹介」をご覧ください。

↓永代供養の費用についてくわしく知りたい方はこちらへ↓

まとめ

まとめ_永代供養とは?一般墓との違いから種類や費用、選ぶポイントまでわかりやすく解説

永代供養は、お墓の継承者がいないときや、今後子孫にお墓の負担をかけたくないとき、夫婦だけでお墓に入りたいときなどに、解決策となり得ます。

永代供養の埋葬方法やお墓の形状にはさまざまな種類があるので、家族でよく話し合い生前に希望を聞いたり伝えたりしておくとよいでしょう。

全国永代供養墓・樹木葬グループでは、全国の名刹寺院・霊園による永代供養のご相談に応じております。永代供養についてお悩みがある方、詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

記事を書いた人の写真

小原 崇裕

2002年に「NPO法人永代供養推進協会」を設立し代表理事に就任。まだ永代供養が知られていない20年以上前から日本の永代供養墓の普及・推進に努める。年間約1500件の無料仏事相談を受け、エンディングをめぐるお葬式やお墓などへのアドバイスと支援活動に従事。著書に『安心できる永代供養墓の選び方』。シニアライフマネジャー1級。